インドの映画の世界は厳しいです。
なぜなら公開中の映画がすぐに終わってしまうからです(笑)
ちょっとした数週間の滞在の場合、あ、これ今度見よう等と甘い事を考えていたらさあ大変。
自分が行った時にはすでに他の映画に変わっているのです。
ああ、厳しい(笑)
が、実力のあるヒット映画であればその上映期間はどんどん延びます。
大ヒット作ともなれば1年以上も上映される事もあるそうです。
逆にヒットしなければ1週間でも打ち切られてしまいます。
実力主義。弱肉強食の世界。
だいたい、普通の映画で2週間が上映期間のようです。
この2週間のカベを超えられるかどうかがヒット作の目安ともなると思います。
インドの映画は、年間製作本数世界一といわれています。
実際に数えた事がないので、実際ハリウッドと比べてどうなのだろうとかよく思うのですが。
ヒンディ、テルグ、タミル、カンナダ、マラヤラムなど各言語、各地方で製作されえいる為
インドの一個所に留まったまますべてを把握するのは大変です。
その世界一の本数の映画をさばいていくのもそりゃあ大変なわけなのでしょう。
製作する側も大変でしょうね。
だからマイナーな映画ほど、出逢う事のできる期間は短いのです。
マイナーな作品ほどビデオなんかにも当然なる機会も少なく消えていくのです。
別にマイナーな映画なんか見なくてもいいのですが、見なくちゃマイナーかどうか分からないじゃないですか!
我々は外国人なんだから、一般の人々と感性が違うわけですし。
もちろん話題作は話題作でイイんですけど。
んが、「話題作」と「見たい映画」は違いますから!
一期一会。
だ、か、らっ!
「今」見なくてどうするのですか!
もう会えないかもしれないこの映画!
今っ、今しかないのです!
それではっ!
つづく。
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