更新日:1999年4月2日

ついみちゃうヒンディムービー。



ふと気付くとヒンディムービーをみてしまうのです。
どうしてだろうとたびたび理由考えます。
考えてもすぐ忘れるからです(笑)

とかいいつつ、この前ヒンディ映画を見たのは何作前だよ?>私
い、いや見過ぎた反動が最近。。今オフシーズンだし;;
と、以上は別の話で、今回は一般的なお話としてです。

一番大きな理由はテレビ。
なんつったってインド国内で若者に人気のテレビは音楽系チャンネルです。
MTV, Channel[V], MusicAsia などなど。
BGM代わりにぽけーとつけておけるのも便利な点です。

インド映画に重要な音楽シーンは,これらのチャンネルでバリバリに放映されます。
これらのチャンネルの国内音楽ソースのメインはヒンディ歌のものです。
音楽専門番組制作会社の拠点がそれぞれムンバイ(ボンベイ)にあります。
現状,国内ポップミュージックは相手にならない程,映画曲の力は絶大。
あ、この際,映画歌と言ったほうが良いかもしれませんね。
「インドの人気の歌=インド映画歌」です。
で、そこにヒンディ映画歌がばりばりに流れるワケです。

しかも親切な丁寧な事に、新作映画の番組があって近日公開の映画歌を流すわけです。
いわば映画予告がノリよく番組として流れているようなものです。
CMとは長さが違いますね!
音楽と映像での相乗効果で期待は大きくなるばかりです。

他方,インド全国放送の為,画面文字の表記は英語が中心となります。
これは,ヒンディ語圏以外の地域も意識せざるおえない為です。
コレが実はキいているのかなと思います。
ヒンディ語を知らなくても,映画の名前やヒンディアクター達の名前を覚えられます。

インドの各言語映画の拠点以外でも,音楽自体はカセットで売られています。
他言語の曲にふれる機会もあるわけです。
SunTVも夜中にはSunMusicに変貌したりしますが、まだまだでしょう。
若者を魅了すべくカッコいいコンテンツを作る音楽専門局に一日の長あり。
また、音楽専門局は英語がメインですから,流れている曲の題名も英語表記で外国人に優しいです。
ローカルな局だとそれぞれの現地語で表示されるので分からないのです;;;
これは映画雑誌も同様に、ヒンディは英語の雑誌が充実していますが,他言語ムービーは各言語が中心です。
そうでなくともテレビ全国放送の力は絶大です。

そうすると得られる情報はヒンディ映画がメインになります。
すると自然に足がヒンディ映画の方に向いてしまいます。

他にも理由があって、ヒンディ映画は比較的ポップで絵作りもうまいです。
美男美女の俳優と、つやつやした映像は見たいなと思わせます!
マーケットが大きい為,金もかかってます。

ヒンディ映画にしても、他の言語の映画にしても傑作もあれば駄作もあります。
つーか、駄作の中に傑作があるんでしょうか(笑)
その比率はたいして変わりないと思うのですが,それでもヒンディは見やすい。
規模は別としても各他言語映画はメジャーヒンディームービーを研究すべきと思います。
それぞれの地方の映画にはヒンディ映画にはない魅力を持ってると思います。
けれども、いつまでの自分達だけの言語の中にいるだけではいかんでしょう!
吹き替え翻訳すればの問題ではありますまい!
次なる展開をつくっていかねば!

とかなんとか理屈いいつつ,自分がラクして楽しみたいだけじゃないのぉ?>えっワシ?!(笑)


つづく。


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