更新日:1998年11月28日

知っている風景がまた楽し。



度々、映画の中で知っている風景に出会える事ができます。

「おおっ、あそこ知ってるぞ!」

「あっ、あそこ行った事あるぞ!」

「あんな所で撮ったのか!」

と、物語と関係ない妙な部分で感動してしまいます。

映画世界は非日常なものですが、そこにある日常的な風景が飛び出してくるのです!
何か、映画が身近になった気がする瞬間でもあります。

それらの風景は、野外シューティング(ロケ)されたモノでなければなりません。
比較的低予算の映画の方が大掛りなセットを組めない為、野外シューティングが多かったりします。
最近だと、ハイデラバードのフィルムシティなど複数の映画に出てくるのでスクリーンだけで場所を覚えてしまったりもします。

インド映画が製作される各主要都市にそれぞれの映画の名所があります。
例えば、タミル映画だと当然、チェンナイが多く映しだされます。アンナフライオーバーとかよく出てきます。
また街自体がそこまで超広大でもなく、撮影される場所も限られてきます。
チェンナイでタミル映画を見て、映っている風景が今あなたのいる街のどこかの風景と考えると、
映画がぐっと近づいてくるのではないでしょうか?

また、タージマハルは出てくるし、ムンバイのインド門などは出てくるしと比較的観光地もよく出てきます。
音楽シーンなども含め、よりキレイなシーンが撮れたらヨシ!いや、物語に遠慮してるバアイじゃないよ、撮らなくてどうする!というノリの為でもあるでしょう(笑)。
だから私たち外国人にとっても、比較的分かりやすいです。

映画で先に知ってその場所へ行ったとした場合でも、その場所が一味違うように感じられるかもしれません。

そんな経験を一度でもやってしまうと、それはインド映画の魅力の一つにハマっているといえると思います!

インド国内だけでなく、海外もそうですね。
インド映画の世界から スイスオーストラリアにいけますよ!
しかも観光地がいっぱい出てきます。
私は行った事ありませんが、国内と同じ感じなんでしょうかねえ??

つうとアレですね!日本でのシューティングが期待されますね。
是非、街の真ん中で踊って頂きたいっ!
是非、観光名所で歌って頂きたいっ!
火曜サスペンスのノリたぁ一味もふた味も違いますよっ!
ちなみに、昔の白黒インド映画で日本舞台モノのビデオが売ってました。中身を見てみたいですね。

こういった場所一つで盛り上がる身近さが魅力だと思うんです。
思わず、その場所で役者みたいなポーズとかとったりなんかやってみる;;;
いや、やった事ないすけど;;イヤ、ホントすよホント!


つづく。


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