更新日: 7月4日

巨大な看板と絵師


さてさて映画館の場所も分かったし、チケットも手に入れたし。
ここでちょっと一呼吸。ちょいと街をうろついてみましょう。

街には道の両脇の隙間をみつけては、ばばーんっと立てられています。 看板はインドでは大変立派な宣伝媒体です。

看板の大きさにもよりますが、普通の看板は固定されいます。 そこへペンキ職人がやってきて、前の図柄の上に新しい図柄を上書きし、 新しい宣伝になります。

町中を歩いていると、格子状の竹や木の棒が看板に立てかけられているのを目にするかもしれません。 それは「更新中」を意味します。 ペンキ職人達はその格子によじ登り、ペンキの入った缶を吊るして直接看板に作業するのです。 既存の看板にそのまま下地を上塗りし、チョークで下書き。そしてペンキが塗られます。 顧客の要望デザインが存在し、それを看板に再現していきます。 定規等の道具を多用するわけでもなく、フリーハンドで器用に描いていきます。 色は原色系が利用されます。それしかないのかもしれません;;

盛んな所は、2週間ぐらいするとあっという間に更新されています。 注意してみると、なかなか興味深く楽しいです。昔の日本もそうだったのでしょうか。

もちろん映画においても看板は一種の「華」です。 燃える原色カラーの看板達は映画館に観客を誘うのです。 大抵、映画館の近くにバーンこれでもかっと飾られています。 写真などのキレイなポスターと違ってまた良い味を醸し出しています。

のメイン頁もそれらの看板とペンキ職人いや絵師 をイメージとしています。ですが、映画看板は先にデザインを仕上げて、後で 組上げという看板が実は多いのです。でも中には、やはり格子を立てかけて、 更新する作品もあります。

最近、チェンナイのアンナフライオーバー近く(マウントロード)に最近巨大な 看板が並んでいます。壮観です。しかも立体モノなどの工夫も多く、 気合の入れ方がそんじょそこらの看板と違います。 さすが映画の州タミルっ!我々インド映画ファンにとっては、 新しい観光名所といえるでしょう!是非行ってみて下さいっ!

私も絵師達に負けず、この頁を更新していこうと。。。 え、気が付いたらこれ1ヶ月振りの更新すか?なんばしよっとかっつ!気合いれんかっ! 頑張りマスっ。よろしくお願いしまっス!!。。。。本当だな?

。。さ、映画みるよ映画!


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